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【重要】kitakami曲木チェアの生産について

いつもご覧になって頂きありがとうございます。

最近たくさんの引き合いを頂いている曲木チェアですが、材料調達に問題が発生し現在生産をストップしております。

原因は「ナラ枯れ」で材料である長尺のコナラが確保できなくなったためです。
「ナラ枯れ」とはコナラやミズナラをカシノナガキクイムシがかじることにより、小さな穴がたくさん開いたり、ナラ菌による変色や枯死が発生することです。特に東北地方のコナラ(ミズナラも)にはかなりの被害が広がっています。登米も被害を受けていますが製作をお願いしている秋田ではもっとひどいと聞いています。

曲木チェアの前脚は真っすぐにすると2.4~2.5mほどありますが、これは1本のコナラを丸棒に削って作っています。加工前の長さは実は3m必要なのです。曲げた後に余分をカットして作っています。
森林組合では通常、2.3mで立木をカットします。3mが直線で手に入るコナラは少ないのが現状であり、かつ長ければ長いほどどこかにナラ枯れの痕跡が発生しているという状況です。
また、外観からはきれいだと思われた木材もカットしたら穴だらけということもあり、外部から購入しても無駄になることもあります。

通常木材の伐採は秋の終わりから春の初めくらいまでに行われます。
新たな伐採は半年以上先になります。次回の伐採ではなんとか曲木用の材を確保する予定です。

さて、それまでの生産ですが以下の内容が考えられます。
①他地域のコナラを探して購入する(ただし高価であり、また長尺が見つかるかは不明です)
②近々今季最後の伐採が予定されており、長尺が伐採できるか確認する
③後脚と同じように材料を継ぐタイプに変更する(1本の長尺にこだわっていることもあります)

 ※後脚も前脚と同じように2.4~2.5mの長さがあります。
  ただし、1本でできているのではなく端部の直線は別の材をジョイントしています。
④ナラ枯れ材で作ってみる(強度試験が必要なのと見た目がどうなるかが問題)

コナラ合板のサンプル(左がナラ枯れ)
後脚はよく見るとジョイントされている

今後、登米町森林組合&デザイナー小泉誠氏&アンダイの3者で方向性を決めてご報告させて頂きます。
しばらくお待ちください。

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