インテリアのノウハウ

『おかえりモネ』とヒバの話

『おかえりモネ』の第2話で樹齢300年のヒバの話がありました。

サヤカ(夏木マリさん)が、「宮城県にはヒノキがない。ヒノキの北限は福島」という話をしていました。私も以前宮城県産のヒノキを使おうと思い調べていたのでこのことは知っていました。ただ、ピタッと県境で切れている訳ではないので、厳密には若干はあるとのことです。

また、ヒバの別名として『アスナロ』もしくは『ヒノキアスナロ』という表現があります。
輪島塗をされている方に聞くと彼の地では『アテ』と呼ぶそうですし、各地で様々な呼び方があります。
(分類学的にはアスナロが正しいようですが木材としてはヒバが一般的です)
アスナロは「明日はヒノキになろう」ということでヒバがヒノキのように大きくなることを望んでいるということを表現したもので、若者の成長に例えられることもあります。
解釈によってはヒノキの方が優秀だと思われる方もいらっしゃるようですが、実際にはそんなことはありません。

        ヒノキ     ヒバ(アスナロ)
樹高20~30m10~30m
葉の形状鱗状葉鱗状葉
(ヒノキより大きい葉)
木材の色明るい淡黄白色
※日本人が好む白っぽい色
グレーがかった淡黄白色
※個人的にはこちらの色が好き
木材の特性殺菌効果のあるヒノキチオールを
少量含む
青森ヒバはヒノキチオールの精製
に使われる
分布福島県以南の全国北海道南部以南の本州、九州
ヒノキアスナロ(アスナロの変種)
は日光以北とされる

ヒノキの葉

ヒバの葉

殺菌作用という意味ではヒバの方が上ですね。どちらも建築素材としては優秀な木材です。

さてヒバはヒノキと比較すると蓄積量がたいへん少ない木材となります。青森の青森ヒバが有名ですが、宮城県ではあまり生産されているイメージがありません。では、ドラマで撮影されたヒバは登米の山にあるものでしょうか?
ここでは答えは申し上げませんがいつか時間があれば撮影してここに掲載したいと思います。